なぁはてぶ

世の中の変革の時に、自分自身も変革したいと切望するだけのブログ。

評価

うぃっちゅ!

雨が降ると微妙に寒い今日この頃です。

いつもの時事放談

ということで、今日は恒例の時事放談です。

ユーザーレビューとどう向き合う? クックパッドiPhoneアプリに酷評殺到の背景 (ITmedia ニュース) - Yahoo!ニュース

 

まあアプリに限らずある物事を評価するというのは実はとても難しいことです。だからこうして火種をまき散らしているのでしょうが。実際AppStoreのレビュー欄は程度の差こそあれ荒れています。なんといいますか、何か悪いところを見つけては鬼の首を取ったように騒いでいると。

ただ、これってAppStoreばかりでなくて、何かにつけて評価が発生する場面において常に見られるもののように感じています。
新しい企画を考えても「ここがダメだからダメ」というのが多いと思いますが、こういう「ダメなところがあったらすべてダメ」という評価になるのが日本という社会のように思います。「ダメなところ」以外はとてもすばらしい物であっても「ダメなところ」1つで評価されない、これはとてもおかしなことです。

もちろんそういう「ダメなところがあるんだ」というのが新たな発見につながる部分なのかもしれませんが、それは「誰にとってダメなのか」をはっきりすべきだと考えます。ある人はダメというかもしれない、けれども別の人はそんな風に思っていないということも往々にしてありますしね。

 

これは評価する側の質の問題です。評価される側は甘んじて受け入れるしかないわけですから。会社での査定でも同じことですね。「評価する上司がその程度の質だった」と思うしかないわけですが。

まあ私の一番の疑問は、どうやら私は「協調性がない」らしいですが、協調性があるってどう見ているのかと1回面談で聞いたことがあって、返ってきた答えが「みんなで残業して欲しいときに残業しないとか」だったことです。同調圧力でしかないように思いますが。そうであるならば「協調性がない」ままでいいです。

で、そういうのが上の人の印象を決めるんだって言っていました。昇進するためには社畜になれということらしいです。ならば昇進したくないです。私自身人を評価するほどの質を兼ね備えているとも思ってないですし。

 

まあ日本人の気質として「真っ白でなければ嫌」というのがあるんじゃないかと。清濁併せのむ、小異を捨てて大同につく、というのがとことんできない民族なのかなと思います。だから簡単に結婚しては数年で離婚する夫婦が3割だし、政治はクイズ大会をして貶めようとするしそれをこぞってマスコミが騒げば踊らされた国民がまた政権交代を選ぶのでしょう?
昔はもっとそういうのに寛容だったと思うのですがね…。近代化、グローバル化の流れの中で、変な方向に変わってしまったのでしょうか。